フォロワッサン小説書き出しに見るフォロワッサン考察
おはようこんにちはこんばんは どうもフィクションです
論文みたいなタイトル付けてるけどめちゃくちゃ自我文章なのでご注意を(???)
今回は「#ふぁぼしたフォロワーさんをイメージして小説の書き出し一文」というハッシュタグで書かせてもらった小説についての話をしたくてこの文章を書いています
めちゃくちゃ楽しかったからさ…… 本当に…… いつもかまってくださってありがとうございます
ちなみにこの小説を書くにあたって「小説内にフォロワッサンの名前を入れる」という縛りを勝手に設けていたのでそれの答え合わせも一緒に書かせていただきますね アルみが楽しいだけですけど……(いつもだろ)
〇きのこさん
気づいているのかいないのか、こちらをちらちらと見つめてくるアイツに思いっきり舌を出してやる。のん気そうに少しはにかんで、「Q.あなたはこれを見てどう感じましたか」と書かれたテストの問題文を指差し、アルファベット5つ分の選択肢を見せてきた。「この中にはない、つまりF」と吐き捨てるように言った、嬉しそうに笑う顔が憎らしい。
秒で書けました きのこさんは可愛いというよりはかっこいいというイメージの方が強かったので、間をとって素直じゃない感じの子を書かせていただきました(間をとるとは?) あと分かる人には分かる隠れ要素も入れてます 完全に趣味ですけど……
〇空葉さん
「今日の天気予報は雨でSu」 Osoらく聞き流していたのだろう、アナウンサーの無機質な声が今更頭の中に響く。見上げるまでもなくどんよりとアピールしてくるsoRa。Aあ、神様、なんて普段はそんなの信じてないくせに、思わず縋ってしまうのは何故だろうか。 「入ってく?今度はこっちのセリHu」 Akaい傘をさしながら現れた私の神様は、曇り空も吹き飛ばしてしまいそうなほど眩しい笑顔を私に向けた。
文章の最後の文字の子音と文章の最初の文字の母音とでお名前入れさせて頂きました 分かりづら~~~~ 真っすぐな文章を書かれる方なので、分かりやすい文章を心掛けたつもりなんですけど、「神様」というワードを使いたくてそっちに寄ってしまいました 雨の日の話ですが、このあときっと虹がかかるほどの晴天になると思います 空葉さんのイメージはそんな感じです
〇佐野さん
あさの日課であるコーヒーを飲み干し、窓を開ける。太陽はきらきらと輝いていてどこか涼しい風が吹いている。こんな日はどこかに出かけてみるのも良いかもしれない。勢いのままに想い人へメッセージを送った。返事がOKでもそうじゃなくても、そんなことどうだって良くなるくらいの晴天に、それでもやっぱり君が隣にいてほしいと思った。
佐野さんのことを太陽のような方だと思っていることが透けてる文章です 雲一つない快晴というよりは、春と夏との間で白い雲青い空、暖かい日差し、みたいなイメージが強いです ほがらかな絵を描かれる方なのでそれを文章に出せればな~と思ったんですけど難しいですね
〇エムさん
駅前でマーメイド(Mermaid)のポスターを見かけた。もうそんな季節か、人工のヒレをつけたモデル(Model)は涼し気な水着をまとっている。海には良い思い出(Memory)が無いな、視線を外して歩き出すと不意に携帯が鳴った。「今から海行かない!?結婚(Marriage)式したい!!」突拍子ない彼女の一言はまるで魔法(Magic)のように私の気持ちをすくい上げる。奇跡(Miracle)的なタイミングだね、と笑うと彼女は自信満々に、でしょ!と弾けた声を出した。
エムさんは唯一そのままお名前を入れられなかったので少し後悔してます エから始まってムで終わるつもりが何か楽しくなっちゃって忘れてました(すみません……) 一つの文章の中に必ず「M」から始まる単語を入れる縛りしてました ぱきっとしたイラストを描かれる方というイメージが強いので、どちらかと言えば電話をかけてきた彼女の方に重ねて書かせて頂きました 個人的に書いててめちゃ楽しかったです
〇司馬さん
草むらから男の子が飛び出してきた。ここらへんで見ない子だな、迷子かなと思って声をかけようとしたが、どうやら男の子は何かに夢中になっているようでこちらには目もくれなかった。心配半分好奇心半分で何気なく後をついていく。何度目かの曲がり角で男の子は突然消えてしまった。誰もいない通りに、安全ピンだけが落ちていた。しばらく経った今でもこの日のことを思い出す。
本当にただのファン発言で申し訳ないんですけど、司馬さんのゆにこんくんツイートがだいすきなので、完全にゆにこんくんイメージで書いてます…… 安全ピンでピッキングできる小学生探偵(だったはず)(うろ覚えで書くな) 司馬さんの限りなく現実に近いイラストと日常ツイートの人間味の薄い感じとを融合させたイメージで書いたけどまあ9割ゆにこんくんです(やめとけ)
〇トマロさん
青信号が点滅している。もうすぐ赤に変わってしまう。とまろうかどうしようか迷っている間に手をとられる。隣を歩いていた君が楽しそうに私の手を引く。点滅している青信号を見ながら私たちは横断歩道を渡り切る。セーフ!とニッコリ笑った君にありがとうと笑顔を返す。君とだったら赤信号だって。そう呟こうとして口を噤む。案外心配性な君はきっと、信号無視は駄目だよ、と眉を下げるだろうから。
登場人物を2人にしたくて信号さんにチカチカしてもらいました 多分トマロさんは信号がチカチカしてたら無理に渡ろうとせず止まるタイプなんじゃないかな 手を引っ張られたらどこまでも走っていけそうなイメージもあります 恐ろしい話をしても良いですか?ここまで全部妄想です 「噤む」というお名前になっていたときが確かあって、それが可愛くて面白かったのでそれも入れさせて頂きました
〇撫ぜるさん
Na故か雲の上にいた。Aあこれは夢なんだとすぐに気付いて、ふわふわと漂いながら何気なく隣に視線を移す。Zeロ距離で迫ってくる巨大な金平糖に思わず声をあげそうになる。E、これ何の夢ですか?Ruール無用の夢の中で、やがてけたたましいサイレンを鳴らしながら爆発した金平糖を舐めながら目を覚ます。Uるさく響くアラームを止め、もしかしたら綿菓子だったのかなあと独りごちた。
文頭のアルファベット一文字目でお名前入れさせて頂きました 撫ぜるさんのことを妖精さんだと思っている節があるのでどうしても雲に乗ってほしくて書いてますねこれは……(キッツァニア) でも可愛いだけじゃなくてたまにキレキレの言葉選びをする方なので金平糖に爆発してもらいました イメージぴったりに書けて楽しかったです
〇もかさん
「ホットコーヒーを1つ」言いながら席に着いて、きょろ、と辺りを見回す。目につくのは自分より大人っぽい女性ばかりで、強がりで頼んだコーヒーなんかじゃとても太刀打ち出来そうにない。「お砂糖はおいくつになさいますか?」ダメ押しのようにそう尋ねられ完全に戦意を喪失した私は、小さな声で言う。「……やっぱりカフェモカで」
あったかくてかわいいイメージを出したかったんです 絵柄がそういうイメージなので でもほわほわというよりは意思の強い感じというか何というか 個人的には最初からコーヒーじゃなくてカフェモカを頼んでそうなイメージがあります(何?)
〇ぽっ湖さん
Poっかりと開いた穴を覗き込むと、誰かの声がした。Osoる恐る穴に足を入れ深さを確かめようとしたが、底が全く見えない。Koれ以上はやめておいた方が良さそうだと身を引くと、まだ声が聞こえる。Koっちにおちておいで。Ooきな声が響いたと思った瞬間に目が覚める、夢で良かったと暗い穴の中で呟いた。
ぽっ湖さん難しかった~~~~!!!アングラ感を出したかったんですけど暗い文章にはしたくなかったのでうーんとなってました ご本人が最高オモロ解釈をしてくださってて嬉しかったです 最後の文章で物語がひっくり返るみたいな展開がすきなので書いてて楽しかったです
〇みりんさん
みなかったことにしてあげようか、と言われて、少し考えた結果結局作った借り。り子付きで返してね、と微笑まれ、早くも後悔の波が押し寄せてきた夜中の12時はん。んーと、こういうのは?と唇に指を添えてみたが軽くあしらわれてしまった、そういうとこ厳しいんだよなあきみ。
み→り り→ん ん→み という縛り(縛り?)でした 大人っぽい感じが出したかったのですが、別にみりんさんのことをこういうお姉さんだと妄想してるわけではないのであの……許してください…… みりんさんのかわいくてかっこよくてやっぱりかわいいみたいな絵柄がだいすきです
〇琥珀さん
「こんなにいっぱいどうしたの」「はっはっは、聞いて驚け!」「くじ引きか何か?」「こんなものくじ引きで当たるわけないだろ」「はなびらなんか景品になりやしないわ」「くう気読めよ、お前の為にとってきたのに」「……こん度は咲いてるのが見たいわ」「はいはい、今度は枝付きをご所望ですかお姫様?」「くう気読んでよ。……一緒に行きたいって言ってるの」「こまった姫さんだな」「はやく治すわよ」「くちづけでもしとこうか、おまじないに」「こと葉だけなら何とでも」「はずかしがってる」「くすりにもならないわ、全く苦くないもの」
こはくから始まる会話文縛りでした 楽しかった~~~!!桜のイメージがあったのでそれをどうしても入れたくてわりと無理のある文章になってますが書いてるうちに女の子のキャラがすきになってて幸せでした ちな琥珀さんはこの物語の中の男の子イメージでも女の子イメージでもなくこの二人を見守るポジションイメージです(???)
〇カレミュさん
「カレーが食べたい」と言い出した幼馴染にもう何度目かになるため息を吐いた。「いや、さん々言ったけどもうどこのお店もやってないって」時間は深夜2時、いっそのことミュートしてやろうかと画面の向こうの人物を見つめる。じっくりと何かを考えるように額に指を添えた幼馴染は、長考した結果、最初の発言に「君の」をつけることでカレーにありつくことが出来た、どうやら絆されやすい隣人が居るらしい。
一番難しかったです カレー屋さんミュージックて カレー屋さんミュージックて!!!!!!!超良い名前だな本当…… 苦肉の策でバラバラにさせて頂きました ばらばらにしてあげようね(れくた!?) 文章的にはかなりお気に入りです 主人公が他人行儀な感じとか カレミュさんの飄々とした感じが出せてれば幸いです
〇いとちゃん
いとおしい、と思う気持ちがこんなにも人を変えるとは思わなかった。貴方のおかげよ、と笑いかけると目の前の愛おしい人はひきつったように顔を強ばらせた。愛の言葉を囁く度に色が無くなっていく瞳をじっと見つめ、宝石を触るようにゆっくりと手を伸ばす。ずっといっしょよ。たまらず目を背けた彼の手錠に触れる。もっともっと愛してあげないと。
いとで始まりいとで終わる いとちゃんはとても愛情深いイメージがあったのでまあ多少サイコパス風な味付けは加えましたけども???別にいとちゃんのことをサイコパスだなんて思ってないですよ???(下手?) いとちゃんの若干狂気漏れてるイラストがだいすきです だから許してね
〇みずきちさん
「みずくさいなぁ 言ってよ」もう何年も連絡をとっていなかった友人の結婚報告を聞いた私の第一声はそれだった。電話の向こうの彼女は笑っていて、何も知らないであろうその笑い声に少し嫌気が差してしまう。そんな私の気持ちを知ってか知らずか、より無邪気な声で彼女は言う。「また2人で行ってみよっか ひみつきち」
一番に書けました まっすぐで純粋でちょっと切ないみたいなイメージがあるのでそれを文章にしました ハッピーエンドじゃなさそう~~~~ 幸せになってくれ~~~~ 完全にお名前に引っ張られてますがみずきちさんは爽やかで涼しいイメージがあるのでこの「ひみつきち」は川の近くにあります
〇はばこさん
「はば、これくらいで良い?」聞かれて顔を上げると目の前には使い古した大きな本棚。どうしたの、と聞く前に鍵を手渡される。「あんたがちっちゃい時に使ってた本棚よ、持っといたげなさい」母は懐かしそうに目を細めた。自分より背の小さくなった本棚を撫で、部屋を見渡す。四畳半一間、今日からここがわたしの箱庭。
はばこさんはほっこり可愛い マシュマロとかマカロンとかじゃなくて焼き芋みたいな…… 安心する可愛さというか…… いや焼き芋は無い…… ホットケーキ ホットケーキにします(すな) あと何故か体言止めのイメージがあります(何で?) 箱庭という言葉をどうしても入れたかったので引っ越してもらいました 優しくて可愛い絵を描かれるあなたがだいすきです
〇なつさん
なつの夜は空気が澄んでて何か好きだ。コンビニまで行く道すがら、なつかしい君の声を思い出す。みんなつまらないよ、にいながいないと。そう言ってこちらを振り返った君は、こんなつめたい僕をどう思っていただろうか。にいな、つきが綺麗だね。人なつっこい笑顔の君が、まるで呪いのように愛の言葉を吐いた。
なつさんと言えば夏の夜 夜外にいるとなつさんのこと思い出すくらいそんなイメージが強いです 文章の中に必ず「なつ」を入れる縛りでした にいなちゃん可愛いね きっと死んでも良いわなんて言わないんだろうね 自分で書いといて何ですがかなりすきです 続きが気になる(マ?) なつさんの凛とした涼しい空気感や温度の低い言葉選びがすきなのでそれを取り入れたかった結果の文章です 楽しかったな
〇れーるさん
「レールを1本書いてください、自由に!」バカ真面目に真っ白な紙に向き合い、さらさらと線を増やしていく。「これで何が分かるの?」どうやら書き終わったらしい君が、何かを期待しているようにこちらを見つめてくる。「えっとねー、ごめん……結果忘れちゃった」わざとらしくならないように苦笑いすると、同じように笑って今度までに思い出しておいてね、と言ってくれた。計画通り、これは君に話しかけるための口実なのだ。
恋するれーるさんが書きたかっただけじゃないんですか!!??(ギクギクぅ) 押せ押せスタイルよりは緻密な作戦を練るけど結局その場の勢いに任せるスタイルというイメージがあります 妄言です れーるさんめちゃめちゃ若いイメージがあるのでそれを押し付けてしまいました 青春してくれ(押し付けるな)
〇アオイさん
「あ、そういえば次国語に変わったらしいよ」おき勉してたっけな〜と友達がロッカーを探るのを横目に、隣の席の冴えない彼を見る。いつからか国語の授業が楽しみになったのは他の誰でもないあんたのおかげだと、そう伝えるにはもう少し時間がかかりそうだ。あおいブックカバーを外さないままの本に目を落とす彼の声が、教科書のつるつるとした活字を読み上げるのを想像して、たまには授業変更も悪くないなとつけっぱなしだったイヤホンを外した。
あおいさんはJK もしくはKJ(狂った女子) これは蛇足ですがアオイさんのイメージカラーは不思議なことに青ではないです JKイメージぶっぱで書きましたが、わりとまとまっててすきです 別にアオイさんのことを不良だと思ってるわけじゃないけど、イヤホンくらいは普通にしてると良いな(もはや希望では?)
〇そよ氏
かぜが強く吹いていた。多分今日で全部終わりになるんだろうと、もう何度も見た携帯の画面を開く。「9時にいつもの場所で」出会ってからもう何年経ったろう、嘘のつけない君の真っ直ぐな文章が悲しい。いつでも君には振り回されてばっかりだったよ、と恨み言を言うつもりで待ち合わせ時間ぴったりに現れた君を見る。ルーティンのように私を抱きしめた彼は、私の頭の中で呪いのようにぐるぐると回っていた言葉とは真逆の言葉を吐いたのだ。だから言ったろう、この人には振り回されてばっかりだと。とにかく一生一緒にいたい、だなんて、いつだって真っ直ぐな言葉が痛い。いつもの場所で、風がそよいでいた。
書き出し一文とかいう嘘 完全に楽しくなっちゃってるねこれ 名前入れる縛りより文章をしりとりのように繋げる縛りのが難しかった いや嘘です そよの入れ所の方が難しかった テーマは「終わりと始まり」です アルみのそよ氏への想いと一緒(重いよ……) 勘違いからの完全無欠ハッピーエンドです そよ氏には巡り巡って幸せになってほしい(激重感情)
文章書くのめっちゃ楽し~~~~~~~~!!!!!!かまってくださった皆さん本当にありがとうございました フォロワッサンへの激重感情を抱えながら生きているのでそれを吐き出せて良かったです 解釈違いです!!!!!!みたいなやつは何でも箱に入れといてください 平謝りするので(よえ~)
最後まで読んでくれてありがとうございます
フィクションを愛して下さってる皆さま 今日も幸せに生きて下さい